自身または自社の強みを
「人間力、誠実さ、人柄、コミュニケーション力」
と答える方がおられますが、
僕も、最も重要なことだと思います。
と、同時に
最も不確かなものでもあります。
自分で「私、いい人なので選ばれています」と
言っているのと同じですものね 。
「自称」では意味がない。
つまり、販促として使えないのです。
仮に、
「人間力、誠実さ、人柄、コミュニケーション力」だけで
これまで選ばれて来たのだとしたら、
そもそも集客に困ってないはずです。
もし新規の集客に困り、広告を打たねばと考えたならば
その強みは見直す必要があるかもしれません。
しかし、それでは正直者が報われる世の中が
遠のいてしまいます。
そこで
「人間力、誠実さ、人柄、コミュニケーション力」に
根拠を持たせるのが、「プロフィール」と「お客様の声」
の2つです。
1)プロフィール
「プロフィール」に必要な要素は、
自己開示と共感です。
特にオンラインでの仕事では、まず
お客様に信頼していただくことが重要ですよね。
あなたは、そもそも何者なのか?
なぜ、その仕事を始めたのか?
これまでどういう想いで仕事をしきたのか?など、
「自分という人間、あり方」を知ってもらう。
仮に同業他社が同じ条件でサービスを提供していても
共感さえ生むことができれば、「あなたが良い」と
選ばれる十分な理由になります。
2)お客様の声
これまで、どのような評価を受けてきたのか?
お客様と、どのような関係性を築いているのか?
「お客様の声」の声により、
「人間力、誠実さ、人柄、コミュニケーション力」は
初めて客観性のある事実となります。
なるべく多く、具体的に集めてください。
「人間力、誠実さ、人柄、コミュニケーション力」で
これまで選ばれているとしたら、必ずお客様は協力してくれるはずです。
最後に、ちょっと厳しい言い方になるかもしれませんが
「人間力、誠実さ、人柄、コミュニケーション力」を強みとする以上、
本当にそれを強みとする人間にふさわしいか、
毎日の一挙手一投足、常に自分の行動を客観視しましょう。
この強みは、日々の積み重ねでしか鍛えられません。
そして、一度の不義で簡単に失うものです。
誠実さをモットーとする人が音信不通になったり、
人柄をモットーとする人が他人の悪口を言うなんて
残念な話です。
それなりの覚悟と伝える手段が必要なんですね。
「人間力、誠実さ、人柄、コミュニケーション力」
という強みに根拠をもたせ、販促に生かす方法でした。