介護・デサービス、高齢者施設、訪問鍼灸マッサージ・機能訓練など
高齢者向けサービスで、漫画チラシは多く活用されています。
漫画チラシは、サッと読めてパッと絵で理解できるので
高齢の方にも読んでもらいやすいツールです。
今回は、皆様のコンテンツ制作の参考になるよう
実例をもとにご紹介していきますね!
その前に、配布方法や時期などの参考例
●配布時期:
オープン時が多い(イベント性、新規性、限定性の心理)
通年配布の場合は、「体験」などイベント性を強調すると行動につながりやすい
●配布方法:
・広範囲への配布は折り込みチラシが多い(新聞購読者には生活の丁寧な高齢者が多いため)
・ケアマネジャーさんや病院への手渡し(インパクトが強いので憶えてもらいやすく、保存率も上がる)
●配布エリアと頻度:
商圏内で間隔をあけて、まずは3回程度配布して効果測定(今すぐ需要が少ないので、定期的な認知・啓蒙が必要)
●サイズ:
A3やB4サイズなどチラシが大きい方が高齢者には読みやすく、小さいチラシより反響がある印象です。
リハビリデイサービスでの活用例
●コンテンツ制作のヒント:
・反響を得るためのマンガチラシでは、表面の上部で「つかみ」としてマンガを使用する場合が多い
・デイサービスのマンガは、家族が進める場合もあるが本人が見ることも多いので、利用者自身の物語にすると良い
・マンガでニーズが的確に表現できるよう、事前に利用者のアンケートを取ると良い
・キャッチコピーの横の大きなマンガは、ユーザーの理想像を表現して前向きな印象を持たせる
・チラシの目的を内覧会、体験会への誘導とするこで、通常の見学にイベント性を持たせて緊急かつ重要な予定として認識してもらう
・内覧会、体験会では何が体験できるのか分かった方が良い
・新規会員を募集するチラシである「目的」を明記し、こちらの欲しいものを明確に書いておいた方が良い
・マンガだけだと「実際感」がないので、施設の写真やスタッフの写真は必須
・高齢者向けのチラシでは、電話番号が目立つ様にする
・5つの安心ポイントや、こんな方にオススメなど無意識の要望を文字により顕在化する
・チラシの最後(裏面の右下あたり)には、もう一度、行動して欲しい内容を掲載する
高齢者施設での活用例
●コンテンツ制作のヒント:
・グループホームや有料老人ホームなど高齢者施設のマンガでは、ご家族のニーズを的確につかむ表現が必要なので、事前にご家族のアンケートを取ると良い
・利用者さんに「来てもらう」ことで始まるサービスなので、基本的にはデイサービスの流れと同じ
・入居後のイメージを連想させる「建物写真」の質はとても大切なので、プロに頼む方が良い
・地域性や立地も重要なので地名は必須
・業界では当たり前のことでも、きちんと特徴として強調することでご家族の安心につながる
(記憶できる項目は5つ程度まで)
・ご家族が安心できるよう、先輩ご家族の声は入れる方が良い
・施設によって料金が大きく異なるので金額は必ず入れる
・なるべくオーナーの写真や想いを記載し、人と人が付き合っていくのだという意思を示す
訪問鍼灸マッサージ・訪問機能訓練
●コンテンツ制作のヒント:
・片面と両面がありますが、訪問のみならば片面でもOK。実店舗への誘導も含むならば裏面もあった方が良い
・マンガのパターンは地域ごとのニーズや各治療院の方針によって変わりますが、やはり顧客ニーズをアンケートで掴んでおく方が間違いがない(上記の他に病院まで遠いなどがある)
・制度上、書ける文章や表現が決まってくるので、チラシとしてのロジックは似てくる
・どんな人が来るのか?家に他人が来るのは誰しも不安になるので、利用者を安心させるための自己開示は惜しまない
・もしくは、女性の一人暮らしでも安心できる体制(女性在籍・指名可能など)に力を入れておく
・ケアマネさんへの営業ツールとして使われることも多いので、プロフィールがあると親しくなりやすい
・治療費の目安は必須
・お試しをゴールにすることで、イベント性が出て行動につながりやすい
以上、一部の活用例とともに、コンテンツ制作のヒントをご紹介させていただきましたが
皆様のビジネスPRや販促のヒントにもなれば嬉しいです☆
(著作権:キタデザイン)
この記事を書いた人
キタデザイン代表 マンガ販促のプロ 北出吉和
プロフィール:
2008年創業/北は北海道から南は沖縄まで日本全国に限らず、海外からも依頼を受ける。キタデザインは「ただマンガを描く」というだけでなく、広告デザインの専門家としても20年以上の実績をもつ「マンガ販促のプロ」がシナリオから作画まで一貫して制作。 独自のヒアリングシートを元に客観的に御社の特徴を把握し、お客さまのお客さま目線でマンガツールに凝縮し、分かりやすく・やわらかく・楽しく・読み手に伝える。