マンガチラシ、マンガパンフレット、マンガホームページ〜わかりやすく、楽しく漫画で伝えます!特にBtoCには、マンガが強い! あなたの想いを引き出し・かみくだき、楽しい“マンガチラシ・マンガパンフレット・マンガホームページ”で表現します。その想い、きっと伝える!!
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営業が苦手でも大丈夫。自分を知り、自分を伝える「自分販促術」

こんにちは。キタデザイン代表の北出です。
今回は、以前にセミナーをまとめた全5回の記事『自分販促術』を1ページに簡潔にまとめた短縮版をお届けます。

 

僕は「営業がとても得意です!」というタイプではありません。むしろ、自分のことを売り込むのがとても苦手で、名刺交換会や展示会では緊張して固まってしまうような人間です(笑)。

 

そんな僕でも、いまでは北海道から沖縄まで、400社を超える(2025年3月時点)お客様とお取引させていただいています。そのきっかけとなったのが、売り込まなくても選ばれる仕組み──「自分販促術」です。

※と言ってはいささか大袈裟ですが

 

 

この記事では、僕自身の試行錯誤と実体験をもとに、「営業が苦手な人でも仕事を得られる方法」を、ひとつのストーリーとしてご紹介します。

自分を売り込めない僕が、選ばれるようになるまで

会社員時代は、主に雑誌広告や記事のデザインをしていました。独立したのは31歳。学生時代から「いつかは独立したい」と思っていた僕にとって、大きな決断でした。

 

独立当初は、ありがたいことに前職のお客様や知人からたくさんの仕事をいただき、順調なスタートを切れました。ところが、時代の流れとともに雑誌が売れなくなり、ギャラは次第に下がっていきます。

当時、僕は「このままでいいのだろうか」と悩んでいました。そんなとき出会ったのが、中野貴史さん(言霊マーケッター)や、マンガ広告の巨匠・うるの拓也さんをはじめとした、多くのキーパーソンたちでした。

 

彼らに共通していたのは、自分の経験や強みを明確にし、それを“商品”として打ち出していること。

 

「これだ!」と直感した僕は、自分にしかできない“価値”を形にするための試行錯誤を始めました。

「仕事が来ない理由」を分解してみると…

独立当初、なかなか新しい仕事につながらず悩んでいた時期、「仕事が来ない理由」として、以下の3つにたどり着きました。

 

  1. 自分のことを知られていない

  2. 信用されていない

  3. 何を頼めばいいかわからない

つまり、「知られず」「信頼されず」「伝わっていない」状態では、仕事が来るはずがありません。

1つめ、2つめは、例えばお客様になりそうな人が多い交流会に出かけ、SNSでつながり、発信を続けるという地道なコミュニケーションさえ積めば、ほとんど誰にでもできます。友達を作るのに似ていますね。

大変だったのは3つ目。を頼めばいいかわからない」を解消するために、僕が取り組んだのが先述の先輩たちから学んだ「商品をつくること」でした。

自分だけの商品をつくる3つの方法

1. 今あるものを組み合わせてみる(足し算)

たとえば僕の場合、

  • 子どものころから描いていた「マンガ」

  • 独立後に比較的よく頼まれていた「チラシ」

この2つを組み合わせて『まんがチラシ』という商品が誕生しました。

 

新しいスキルをゼロから学ぼうとすると時間がかかりますが、「すでに持っている強み」を組み合わせることで、すぐに実用的な商品になります。

2. 今あるサービスをパッケージ化してみる

「パッケージ化」とは、ターゲット層(業種・年齢・目的など)に合わせて、必要なサービスを組み合わせてセット商品にする方法です。

たとえば、

  • 「40代フリーランス向け保険プラン」

  • 「化粧品通販専門の販促ツールパック」

 

など、パッケージ名を聞いただけで内容がイメージできるようにしておくと、非常に伝わりやすくなります。

3. 実際に頼まれた仕事を商品化する

僕が『まんがチラシ』をつくることになったのも、お客様から「これまでのチラシをマンガ版で作れないか?」と頼まれたのがきっかけです。

 

実際に誰かに必要とされた形を商品化するので、他のお客様にも響きやすくなります。

僕はゼロからのスタートだったので、上記の2つで様々な商品を作っては売りながら、お客様に僕のできることを理解していただく地味な努力を続け、ようやく見つけてもらった商品の種ですが、その後は続々と(3)によって、商品を生み出すことができました。

商品化とは、「名前」と「価格」をつけること

サービスに名前と価格をつけると、次のようなメリットがあります。

 

● 名前があると…
検索されやすくなり、紹介もしやすく、覚えてもらいやすい。

 

 

● 価格があると…
お客様にとって安心材料になり、比較検討がしやすくなる。
また、制作者側にとっても、見積もりの手間が減り、値引きの圧力も軽減されます。

「自分を知る」ことで、より強い商品ができる

商品開発と並行して僕が力を入れたのが、「人生の棚卸し」です。

 

自分がこれまで歩んできた道、身につけてきた価値観、失敗や成功体験──
それらを振り返ることで、自分の軸が明確になり、商品やサービスにも一貫性と説得力が生まれます。

 

「自分を知る人」こそが自然体であり、自分の人生に沿った商品は人の心に響く。

 

この気づきは、僕の考え方を大きく変えました。

名刺とホームページは、最初に整える販促ツール

営業が苦手な方ほど、「名刺」と「ホームページ」は最優先で整えることをおすすめします。

 

名刺は「誰に、どんな役に立てるのか」を明確に書くことで、営業せずとも伝わります。

営業ベタな人は、上手に「営業をしよう」と思えば思うほど緊張したり、自分を大きく見せようと上滑りしてしまいます。僕もそうです。

 

でも、「誰に、どんな役に立てるのか」を名刺にちゃんと書いておけば、気になるなら向こうから聞いてきてくれますし、名刺交換のあとは、相手の話を聞いたり、世間話してるだけでいいので、リラックスして普段通りの自分で会話することができるんです。 

これは本当に楽。

 

販促ツールとしての名刺を渡す。

たったこれだけで、営業の苦痛から解放されるわけですから

 

ホームページでは「実績」と「人柄」をしっかり伝えましょう。
個人事業主に大切なのは、この2つです。

 

名刺 → SNS → ホームページ という動線を作っておくころにより、必要な時に思いだしてもらえる存在になることができます。

既存客様にも「思い出してもらう」仕組みをつくろう

どんなに素晴らしい商品でも、思い出してもらえなければ存在していないのと同じ。

 

キタデザインでは年3〜4回、季節のご挨拶やニュースレターをお客様にお届けしています。
食べたい時に目に入るように、ポスティングを続ける・・・いわば、「ピザ屋のチラシ作戦」です。

 

 

“必要なときに目に入ること”が何より大切なのです。

すべては選択の力

結果が出ないとき、「もっと実力があれば…」と思うかもしれません。

でも、僕が信じているのはこの方程式です。

 

理想=実力 × 選択(行動)

 

実力がまだ足りなくても、選択(=行動)を重ねていけば、いつか理想にたどり着ける。

 

選択とは、「今の自分を、なりたい自分に変える唯一の手段」なのです。

まとめ

・自分だけの商品をつくろう

・商品には必ず「名前」と「価格」を

・自分の人生を棚卸ししよう

・名刺とホームページは営業マン代わり

・思い出してもらう仕組みをつくろう

・自分を知れば、自然体で勝負できる

・行動を選び続ければ、必ず理想に近づける

「営業ベタ」な僕でもできたんです。

あなたにも、きっとできます。

 

あなたの経験や想いを、必要とする人のもとへ届けていきましょう。

お客様を喜ばせるために一生懸命身につけたスキルや、必死で考えたサービスを「伝えない」のは、もはや“罪”ですから(笑)



以上、
今回は以前にセミナーをまとめた全5回の記事『自分販促術』を1ページに簡潔にまとめた短縮版をお届けしmした。お時間があれば、より詳細に書かれた 全5回のロング版もご覧いただければ幸いです。